化粧品の「本当のところ」
化粧品 美白とは
化粧品の美白とは
「美白」「美白化粧品」
女性なら、一度は耳にしたことのある言葉だと思います。
ですが化粧品で言うところの「美白」とは、実際には何なのでしょう?
細かいことを省いてごくわかりやすく説明すると、スキンケア化粧品において「美白」とは「=シミ・ソバカスを防ぐこと」です。
顔色全体を白くするわけではありません。
ですから「美白化粧品」というのは「シミやソバカスを防ぐための化粧品」ということになります。
では、どういう化粧品が「美白化粧品」と呼ばれるのでしょうか。
美白化粧品とは
実は「美白化粧品です」と化粧品に記載したり、広告したりするためには、条件があります。
それは「美白有効成分を配合した医薬部外品である」ことです。
化粧品に使われる成分の中には、シミやソバカスの原因である「メラニン色素」が肌でつくられるのを抑えたり、肌の生まれ変わりを促進して「メラニン色素」の排出を促進したりする効果のある成分があります。
要は「シミやソバカス対策ができる」という成分ですが、その中で「医薬部外品の有効成分」として認められている成分のことを「美白有効成分」と呼びます。
(ただし、有効成分として認められているから、有効成分と認められていない成分よりも美白効果が高い、というわけではありません)
一方、「医薬部外品」というのは簡単に言うと「医薬品」と「化粧品」の中間のようなもの、と考えてください。
まとめてみますと
①シミやソバカス対策ができる
②有効成分を配合していて
③医薬部外品として許可されたもの
が「美白化粧品です」と言えるものとなります。