化粧品の「本当のところ」
化粧品の鉱物油とは?どの成分が鉱物油?
化粧品の鉱物油とは
化粧品において「鉱物油」とは、一般的に「石油由来のオイル」のことを指します。
化粧品で見かけるのは「鉱物油不使用」「鉱物油無添加」といった「使っていません」という表示がほとんどのため、肌に悪い成分のように思われがちですが、これはずっと昔に精製度の低い石油由来のオイルが肌トラブルの原因となったためで、精製技術が進んだ現在では、安定した品質のものが様々な化粧品に使用されています。
化粧品によってちがう「鉱物油」
実は化粧品において「どの成分を鉱物油と呼ぶか?」というルールは決まっていません。ですから、化粧品会社によってどこまでの成分を「鉱物油」としているのかは、まちまちです。
自然と「鉱物油不使用」についても、どこまで使っていないのかは化粧品によって変わってきます。
液体の、まさしく石油由来のオイルである「ミネラルオイル」という成分だけを鉱物油と呼ぶのか、「ワセリン」のような軟膏状のものも鉱物油に含めるのか、口紅などに使われる「マイクロクリスタリンワックス」や「ポリエチレンワックス」といった石油由来の固形のワックスまで鉱物油と呼ぶか、化粧品会社によってちがう、ということです。
鉱物油の危険性などについて知りたい方は、次のコラムもどうぞ。
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